中途採用の方がパソコンを苦手とおっしゃっています。
最低限のパソコン操作、Excelへの入力と簡単な集計をできるようになっていただきたいのですが、どうすればよいでしょうか。
ご相談をお寄せいただきありがとうございます。
昨今の人手不足で、何もかもできる人を採用するのは難しいのが現状です。
パソコン操作ができないだけなら、それは研修でサポートすることができます。
そこで、本記事では、パソコン操作が苦手な中途採用の方にパソコンのスキルをつけていただくための方法をご紹介します。
中途採用の方にパソコンスキルをつける方法
スキル評価をする
まず、具体的にどの操作が苦手なのか把握しましょう。スキルを正確に把握しないと、難しすぎたり簡単すぎたりと、間違った研修を提供してしまう可能性があります。
チェックポイント:
- 入力がスムーズかどうかチェックをしましょう。
- ファイルの保存、フォルダの理解度:「知っている」と答えるだけでは不十分です。パソコンが苦手な方は、ファイルを誤って上書きしたり、削除してしまうことも少なくありません。ファイルとフォルダの整理ができるかどうかをきちんとチェックしましょう。
- Excelの基礎知識:入力だけか、作表、SUM関数などの集計、四則演算など、細かく何ができるかを聞いていきましょう。
自社に必要なスキルを洗い出す
自社の「基本的な操作」「最低限の操作」がどこまでの操作を指すのかを明確にしましょう。ゴールを明確に設定することが、効率の良い研修には必要です。
パソコンスキルだけではなく、数式を作ることがあれば、基本的な数学力も必要になります。業務の棚卸をパソコン操作に限らず、俯瞰的に見るようにしましょう。
学習計画を立てる
基本的なスキルから順に学べるよう、計画を立てます。例えば、ExcelのVLOOKUP関数を利用することが業務に必要だとしても、Excelを操作したことがない方がVLOOKUP関数から学習するのは至難の業です。ゴールにたどり着くまでの学習計画を立てます。
パソコン研修を選ぶ
学習形態(対面、Eラーニング)、研修内容、予算、指導方針、研修実績などからパソコン研修を選択します。
学習形態のメリット、デメリット:
対面:
- メリット:教室に行くので聞きやすい、研修内容を柔軟に変更できる
- デメリット:通学の手間がかかる
Eラーニング:
- メリット:いつでもどこでも受講できる
- デメリット:研修の内容が固定される
その他の項目
- 研修内容
個別にカリキュラムを組めるようにするのが良いでしょう。また、練習問題をたくさん用意されている研修を選びましょう。理解を深めるために一通りの操作をさらっと学ぶだけでなく、練習を繰り返すことが必要です。
- 指導方針
個別指導がよいでしょう。パソコン操作が苦手な方は、進度もそれぞれです。一斉授業では、授業が理解できないまま進んでしまうことがあります。
- 研修実績
その教室・研修が実務研修の実績があるかどうかも重要です。実績があれば、研修教材の選定なども間違いありません。
マニュアルの作成
業務のマニュアルを作成します。会社によって、ファイル名の付け方や保存方法、保存場所は異なります。パソコンが使えると思っていた方が、前職とやり方が大きく違うために戸惑うという話もよく聞きます。業務の中での操作を「当たり前」と思わずに、マニュアルを作成しましょう。
定期的なフォローアップ
進捗を確認し、必要に応じてサポートを提供します。
中途採用の方のパソコン研修はパソカレッジにお任せください
パソカレッジは、中途採用の方向け研修に実績があります。スキルチェックを実施し、客観的にスキルを測ることができます。
また、個別指導で、各個人のスキルと目標に応じて研修カリキュラムを組み立てるので、研修内容が難しすぎることも簡単すぎることもありません。効率よくパソコンスキルを習得することができます。
Macでの学習も可能です。
通学が難しい場合は、Eラーニングもご用意しています。
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