職種別に必要なパソコンスキル(PC氏スキル)について

職種別や職業別など必要なパソコンスキル(PCスキル)についてまとめています。
転職・就職時にご活用ください!
(あくまでも一般論です。企業により求められる機能が違う場合もございますことをご了承下さい)

職種別に必要なパソコンスキル

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全体的なパソコンスキルレベルについて

入門程度のパソコンスキルレベルとは

求人情報に最低限のパソコン入門レベルのスキルが必要と書いてあったら、以下のようなスキルを持っていると良いでしょう。面接のときにも、以下のスキルを持っていることを伝えましょう。
パソカレッジの講座では、「1日で3アプリ キホンのキ」で学ぶことができます。

パソコンスキルチェック表

基本・入力速度がある程度のスピードでできる。入力した文字の修正ができる
 →文字入力の速度は1分に100~120文字くらいあると良いでしょう。
・電源を入れられる
・保存できる
ワード
(Word)
・文字の入力
・既存文書の訂正
・書式設定(文字の大きさ、囲み、簡単なインデント、箇条書き)
・印刷
エクセル
(Excel)
・数値や数式、文字の入力・修正
・ オートフィル(連続したデータの入力)
・ セルの移動・コピー
・ 行、列の挿入・削除
・ フォントの種類、大きさ、太字の設定
・ セルの結合、セル内の改行
・ 罫線を引く
・ 印刷

パソコンの基礎レベルとは

「パソコンの基礎レベル・基本レベルのスキルをお持ちの方」と求人情報にあった場合は、以下の項目についてスムーズに操作ができる方を求めていることが多いです。面接時に保有スキルについて具体的に伝えられるようにしておきましょう。また、スキルアップへの意欲をアピールするのもよいですね。
パソカレッジの講座では「Windows入門」「ワード基礎まるわかり」「エクセル基礎まるわかり」「パワーポイント基礎まるわかり」で短期で学習することができます。

パソコンスキルチェック表

基本・入力速度がある程度早くできる
・フォルダの意味を理解して、ファイルの整理などをスムーズにできる
・意図した場所にファイルを保存、フォルダの管理ができる
・メールの返信、ファイルの添付ができる
ワード
(word)
・書式設定
・表の挿入、編集
・行間の設定
・画像の挿入と編集
・簡単なチラシの作成
エクセル
(Excel)
・シートの追加・シート名の変更
・ヘッダーとフッターの設定
・ 表示形式の変更
・ 四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)
・ SUM関数/AVERAGE関数/MAX関数/MIN関数
・ グラフの作成・編集
・ 相対参照と絶対参照
・ データベースの並べ替え
・ データの抽出(条件指定、AND/OR、日付、複数条件)
パワーポイント
(PowerPoint)
提示された企画書の作成、スライドショーの実行

中級レベルのパソコンスキルとは

求人情報に「パソコンスキル中級レベルが必要」と掲載があった場合には、マイクロソフトオフィスの資格であるMOSを取得するスキルが十分にあり、かつ、その内容を使いこなしている人材を求めています。事務職の募集では、求人票に「初級レベル」と書いてあっても、中級レベルのスキルを持っている方が有利になります。

パソコンスキルチェック表

ワード
(Word)
・ 図形の挿入(オートシェイプの挿入)
・ 手書きのメモから文書を作成
・ チラシ作成
・スタイル
・ページのレイアウト(2段組みなど)
・ヘッダー、フッター
エクセル
(Excel)
・ 表示方法の設定(ウィンドウ枠の固定、分割、新しいウィンドウ)
・ 印刷設定(繰り返し、ヘッダー/フッター、印刷範囲)
・ 入力規則
・ 形式を選択して貼り付け
・ 条件付き書式の基本設定(データバーなど)
・ スパークライン、画像、透かしの挿入
・ 名前の定義
・ COUNT関数/COUNTA関数
・ IF関数/COUNTIF関数/SUMIF関数/AVERAGEIF関数
・ 文字列操作関数(LEN関数/LEFT関数/MID関数/RIGHT関数/CONCAT関数)

実務レベル、上級レベルのパソコンスキルとは

パソコンを実務で使いこなしている、困ったときに人に聞かずに解決できる、自分で適切な機能を選択できるなどのスキルを求められています。
求人票に上級レベルと書いてあった場合は、機能がどのようなときに使われて、どのように使うのかを説明できると良いでしょう。

ワード
(Word)
・インデント
・参考資料
・文章の構成と管理
・参考資料
エクセル
(Excel)
・ アウトライン機能
・ コメント
・ 別のシート・ファイルの参照
・ シートの保護、シートの管理とブック構成の保護
・ 2軸のグラフの作成
・ 条件付き書式の詳細設定(関数利用、複数条件)
・ AND関数/OR関数
・ SUMIFS関数/AVERAGEIFS関数/COUNTIFS関数
・ VLOOKUP関数
・ MATCH関数/INDEX関数
・ INDIRECT関数
・ 関数の組み合わせた利用
・ ピボットテーブルでの集計
・ ピボットテーブル活用(デザイン、グループ単位、タイムライン機能、スライサー機能)
・ マクロ/VBA
その他アクセス(Access)の利用経験があるとよいでしょう。
データベースを構築できなくても、どのように動いているかを理解して、操作できだけでも重宝されます。

よく寄せられる質問

面接でどのようなスキルを持っていますかと聞かれたら、どう答えればいいでしょうか。

実務経験があり、具体的な機能や関数名がわかるときは、その名前と、どのように使っていたかを伝えると、面接をする方が採用後の業務イメージをつかみやすく、ポイントが高くなります。
実務経験がない場合は、その旨を伝え、ここまではスクールなどで学習したと伝えると、やる気があると評価されやすいです。

履歴書や職務経歴書には自分のパソコンスキルをどのように書けばいいですか?

履歴書でパソコンスキルをアピールしたい場合には、資格を取って、書くのが手っ取り早いです。
資格を取得していない場合、職務経歴書に、業務でどのように使っていたかを、求人内容によって求められるスキルを想定して、それに沿ってアピールしていくとよいでしょう。

独学でパソコンのスキルアップは難しいですか?

独学でも、スキルアップしていれば問題ありません。ただし、YouTubeを見ただけ、という場合は、面接の場ではスキルとして認められないことが多いです。
実際に手を動かして、確実に身についたと思ったスキルだけ伝えるようにしましょう。

パソカレッジでは職種別に必要なスキル皆様の現状スキルに合わせて、最適なコースのご提案をいたします。転職だけではなく、異動で求められるスキルが変わったなどのご相談もお気軽にどうぞ。

また、ご自身のパソコンスキルを客観的に判断したい場合には、無料で受験できる簡易スキルチェック(テスト)のページも用意してあります。



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