パソコンを使う仕事に転職したいけれども、実はExcelが苦手。
基本的なExcelを使えるようになりたいけれども、どうすればいいですか?
Excelに苦手意識を感じる理由とExcelの苦手意識がなくなるためのポイントについて解説します。
Excelに苦手意識を感じるのはなぜ?
多くの人が最初に感じるのは、「使い方がわからない」「複雑でとっつきにくい」という点です。
その原因について、以下にまとめました。
機能の理解が不十分:
Excelの基本的な機能や使い方を把握していないことがあります。数式や関数の使い方、データの整理やグラフ化などの基本的な操作に不安を感じているかもしれません。
知らないことに遭遇する度に、なんとなく検索して、なんとなく「使えて」しまっているため、基本機能を理解していない可能性もあるかもしれません。
エラーへの対処が難しい:
Excelでは時折エラーメッセージが表示されることがあります。しかし、それが何を意味しているのか理解できず、どのように修正すれば良いのかわからないこともあります。
数式が間違っているのか、数式の中身が間違っているのか、参照しているセルが間違っているのか、Excelに対して苦手意識を感じている方は、それら原因を切り分けて考えるのが苦手な方が多いです。
効率的な作業が難しい:
データ入力や操作の効率化、自動化が困難に感じられる場合があります。
セルの結合やフィルタリング、ピボットテーブルの活用など、効率的な作業手順を知らないことが原因かもしれません。
Excelを使いこなすようになるには
問題の原因がわかれば、それを解決する道筋は見えるものです。
機能をきちんと理解する
わからないときに都度調べて解決するだけでは、応用力は身につきません。
また、なんとなく不安な気持ちで使っていると、苦手意識が増してしまいます。
機能をきちんと基礎からしっかりと理解することで、応用が利くようになります。
数式の意味と関数の仕組みを理解する
エラーが出たときに、なぜエラーが出たのかを切り分けられるようになりましょう。
そのためには、調べて出てきた関数を単にコピー&ペーストで使うのではなく、自ら関数を選び、組み立てられるようにしましょう。
なぜその関数を使うのか、その関数がどういう仕組みなのかを理解しましょう。
効率的にしたい!という強い気持ちを持ちましょう
念じれば花開く、意外と「気持ち」は重要です。
その気持ちを具体的に言語化しましょう。困っていること、効率よくしたいことを具体的に述べましょう。
言語化できなければ、検索もできませんから、問題の解決は遠のいてしまいます。
もし、言語化できないのであれば、Excelに詳しい方に改善したい内容を伝え、アドバイスをもらうのもよいでしょう。
Excelを使えるようになるための3ステップ
基礎から着実に学ぶこと
Excelを使いこなすためには、基礎からしっかりと体系的に学ぶことが重要です。セルの操作や数式の入力、基本的な関数の使い方など、基本的なスキルをマスターしましょう。基本を理解することで、より高度な操作もスムーズに行えるようになります。
実際に使いながら学ぶこと
Excelは実際に使用しながら学ぶことが効果的です。日常生活や仕事で直面する課題をExcelを用いて解決することで、実践的なスキルを身につけることができます。例えば、予算管理やデータ分析など、身近な課題を活用してExcelで取り組んでみましょう。
情報を集めて積極的に学ぶこと
パソコン教室のExcel研修の講師や、Excelに詳しい人に漠然とした悩みを打ち明けましょう。漠然とした状態で答えられるのは、パソコン教室のように体系的に指導できる場所、あるいは、Excelを相当使いこなしている方です。
ここでは、パソコンの資格を持っているかどうかより、実務経験があり、効率よく作業している人に聞くのが最適です。
わからないことが明確な場合には、インターネットや書籍、チュートリアル動画など、多くの情報をExcelに関する学習リソースとして活用できます。
焦らずにExcelを習得しましょう
Excelを最初から全てマスターする必要はありません。少しずつ慣れていきましょう。繰り返しの操作を行うことで、徐々にスキルが身についていきます。
Excelに苦手意識を持っている方も、基本から始めて、実際に使いながら徐々に慣れていきましょう。そして、困ったときは質問することをためらわず、継続することを心がけてください。
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