Excelの関数を利用して連番を振れば、行の削除をしても連番は保たれます!

Excelの関数を利用した連番の付け方について解説をしています。


Excelで連番をつけることは多々あるかと思います。
関数を用いて簡単に連番をふれるようになりましょう。

連番を関数で表示させる

まず連番をどのように入れるかによって関数が変わります。
縦で入れる場合は「ROW」関数
横で入れる場合は「COLUMN」関数を使います。

A2セルから1,2,,,と連番を表示させてみましょう。

1. A2セルをクリックします。
2. 「数式」タブの「検索・行列」から下に連番を表示させる場合は「ROW」関数、右に連番を表示させる場合は「COLUMN」を選択します。
  ※「ROW」は下の方にあります。


3. そのまま「Enter」キーをクリックします。

4. ROWの場合はA2の行番号「2」が表示されます。
CULUMNの場合はA2の列番号「1」が入力されます。
  行と列につきましては下の補足を参考にしてください。


次に出てきた「2」を「1」に変えてみましょう。

4. セルA2の数式バーに表示された数式の後ろをクリックします。

5. 数式バーの「=ROW()」を「=ROW()-1」に変えます。関数ですので半角で入力しましょう。
ここでROW()はA2の行番号つまり2を表示させていました。よって=ROW()-1は2-1=1となり「1」を表示させます。


6. セルA2を下にコピーすることで連番が表示されます。

自動的に入力されました。

補足 行と列について

 表について横並びのものを「行」、縦並びのものを「列」と呼びます。
例えば「A2」セルは2行、A列と呼びます。

ですので一般的に、1行目、2行目などとは呼びますが、A行目、B行目とは呼びません。


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