ビジネスに欠かせないITの基礎知識について説明します。

IT関連の用語は難しく見えますが、一つ一つ見ていけばそんなに難しくありません。
基本をしっかり押さえておきましょう。

性能と機能

パソコンはその性能と利用できる機能によって成り立っています。
パソコンの動きの良しあしを決めるのが性能でスペックとも言います。

性能の例

パソコンを動かすための基本ソフトOS
作業をする場所メモリー
計算を行ういわば頭CPU
情報をしまう場所HDD、SSD

機能の例

文書作成ワード
表計算エクセル
インターネットを見るEdge、Chrome

それぞれの目的によって使い分けるアプリ、ソフトウェアがあります。

基本用語を台所で例えてみます。

OSとはパソコンを動かすための基本ソフト台所そのものです。
台所の使い勝手が異なるようにOSの使い方、画面のデザインや操作方法はOSごとに異なります。
WindowsであればWindows10やWindows11が最新の利用環境です。他には mac OSネットワーク系の仕事だと linux と呼ばれる OS を使う場合があります。

メモリーは作業をする場所、つまり、まな板などキッチンの作業場です。
作業場の大きいほうが効率が良くなるのと同じで、メモリーも多い方が、動作が速くなります。業務用としては8GB以上のメモリーがあると実用的といえます。

CPUは計算を行うパソコンの頭脳、台所での作業に例えると手際の良さです。
CPUの性能が高いほど動作が速くなります。パソコンの高度な計算機能を利用した作業をする場合、性能の低いCPUでは作業効率が落ちる場合があります。

HDDSSDは戸棚など収納スペースにあたります。
大きな情報量のデータを扱う場合は利用できる容量に注意する必要があります。

ファイルとフォルダー

アプリ、ソフトウェアを利用して作成したものをファイルと呼びます。
フォルダーはファイルをしまう場所にあります。
フォルダーの中にフォルダーを作成することもできます。

圧縮・展開・解凍

データ量の多いファイルを一時的に小さくすることを圧縮と言います。複数のファイルを一つにする目的でもよく利用されます。
圧縮するとデータ量が減るのでメールにファイルを添付して送信する場合などは圧縮することが多いです。
圧縮されたファイルはそのままでは利用できません。使える状態にする操作を展開または解凍と言います。
圧縮したファイルにはいくつかの種類がありますが最もよく利用されているのは「zip」 と書いて「ジップ」と呼ばれる形式です。