IF関数は、事務職や営業職に必須の関数です。
パソカレッジにも「IF関数を習いたい!」とおっしゃって通われる方が多くいらっしゃいます。

では、IF関数とはどういうときに使うの?
動画にまとめましたのでご覧ください!

IF関数とは

IF関数は、「条件」のコツさえつかめば、うまく使いこなせるようになります。

Excel IF関数の基本解説

IF関数とは

IF関数は、Excelで最も重要で使用頻度の高い関数の一つです。「もし~なら○○、そうでなければ××」という条件判定を自動で行うことができます。日常業務での判定作業を効率化し、人的ミスを防ぐ強力なツールです。

基本的な書き方

=IF(条件, 条件が正しい場合の値, 条件が間違っている場合の値)

この3つの要素で構成されています:

  1. 条件:判定したい内容
  2. 真の値:条件が満たされた時に表示する内容
  3. 偽の値:条件が満たされなかった時に表示する内容

具体的な使用例

例1:成績判定

学生の点数が80点以上なら「合格」、未満なら「不合格」と表示する場合:

=IF(A1>=80, "合格", "不合格")

A1セルの値が80以上であれば「合格」、そうでなければ「不合格」が表示されます。

例2:売上目標達成判定

売上が100万円以上なら「目標達成」、未満なら「未達成」と表示:

=IF(B1>=1000000, "目標達成", "未達成")

例3:在庫管理

在庫数が10個以下なら「発注必要」、それ以外は「在庫充分」:

=IF(C1<=10, "発注必要", "在庫充分")

比較演算子の種類

  • =:等しい
  • >:より大きい
  • <:より小さい
  • >=:以上
  • <=:以下
  • <>:等しくない

活用のポイント

IF関数は売上管理、成績処理、在庫管理など様々な場面で活用できます。条件を正確に設定することで、大量のデータを瞬時に分類・判定できるため、業務効率が大幅に向上します。

まずは簡単な条件から始めて、徐々に複雑な判定にチャレンジしてみましょう。IF関数をマスターすることで、Excelでの作業が格段に楽になります。

理解するためには、手を動かすことが大切です。パソカレッジでは、実際に操作をしながら理解を深めていく1日短期講習をご用意しています。練習問題をたくさん用意していますので、しっかりとエクセル関数を自分のモノにすることができますよ。

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